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防災訓練2020年02月02日

  南海トラフ地震などの災害に備え、今年も、災害からの避難体験と避難所環境体験による”防災訓練”を開催しました。
 北風が和らぎ、晴れ間が見える2月2日午前9時、神社小学校への避難に続き、避難所での受付体験の後、屋外でははしご車搭乗、煙道脱出、屋上避難訓練、また、屋内では避難所スペース、間仕切り、簡易トイレ体験などを実施しました。5ヶ町町民、スタッフ、市職員に併せ、三重大、伊勢消防職員、地元消防団などの協力もあり、寒い中約220名の皆さんが熱心に、取り組んでいました。
 最後に、三重大学の川口准教授より、今回の訓練の総評、南海トラフ地震の発生確率が如何に高いかまた、繰返し訓練することの重要性などの話があり、参加者は真剣に聞き入っていました。 その後、具沢山の豚汁炊出しが振舞われ、正午ごろ、無事”防災訓練”が終了しました。

①避難者受付状況(町名、避難者氏名、人数を記入)

②避難者町別集合(町別に集合待機)

③はしご車搭乗体験(怖いながらも、屋上よりも高い30mからの景色を展望)

④煙道体験(視界1mの煙道からの脱出)

⑤避難スペース、間仕切り体験(畳1畳の避難所スペース、間仕切りを体感)

⑥段ボールベッド体験(意外と暖かく、柔らかい段ボールベッド)

⑦屋外組立式トイレ体験(トイレの中は暗い。少し明かりが欲しい)

⑧簡易トイレ、凝固剤体験(黒いビニール袋に、水に加え凝固剤を加え軽く揉むと、数分で硬化する)

⑨最後に川口先生の講評(南海トラフ地震の発生確率は、がんや交通事故による死亡率より何倍も高い)

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