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土曜授業(体験型防災学習)2019年08月31日

  震災に遭遇し、避難所生活を余儀なくされた場合、どうなるの!  先の、神社小学校5年生デイキャンプ時の体験型防災学習に引続き、8月31日、4年生、及び6年生 生徒およそ90名を対象に、関係者の協力のもと、土曜授業として「体験型防災学習」を実施しました。
 授業ではまず、防災・減災センターの職員さんによる講演があり、防災に関するクイズが出されました。 地震が起きた、皆さん、まずどうしますか?という質問では、生徒たちは体を丸めて床に伏せたり、 もの陰に隠れたりして、自分の身の安全を守っていました。

防災講演(クイズ形式)

  その後、クラスに分かれ避難所のトイレ体験です。生徒たちは、ビニール袋に水を入れそこに凝固剤 を混ぜて固めたり、実際に簡易トイレに座ったりして、避難所のトイレがどんなものかを、肌で感じ学習 していました。

トイレ学習

簡易トイレ体験

   また、生徒たちは、畳一畳ほどに区切ったシートに、座ったり、寝転ぶなどして避難所で過ごすときの スペースを実感していました。そのほか、段ボールを使った簡易ベッドを、実施に組み立ててみました。 このベッドは、500KGもの重さに耐えられるとの説明に、10名ほどの生徒が一斉にベッドの上に登り、 その感触を確かめていました。

避難所でのスペース学習

簡易ベッド組立、分解

簡易ベッド体験

   最後に、南海トラフ地震により、津波が発生したという想定で、この日、登校した全校生徒およそ 240名が、学校の屋上に避難する訓練が行われました。その後、お父さん、お母さんへの引渡し訓練が あり、この日の土曜授業を終了しました。

屋上への避難訓練

屋上での避難状況

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